Webデザイナーについて調べていると、「Webデザイナー やめとけ」というキーワードが度々目に入りますよね。
今この記事を読んでいる人も、なぜこう言われるのか知りたくてクリックしてくれたはずです。
確かに、「やめておけ」と言われるものを目指すのは少し怖いですよね。
ただ、これだけを理由にWebデザイナーを目指すのを諦めるのはもったいないです。
どこでもドアを普通のドアとして使うくらいもったいないです。

「Webデザイナー やめとけ」と言われる理由と実際のところどうなのかを解説します!
Webデザイナーに関する他の記事もあるので、気になればぜひ!
>>>Webデザイン学習ロードマップ
>>>絵が下手でもWebデザイナーになれる??
>>>Webデザイナーはコーディングできないといけない?
この記事でわかること
・Webデザイナーはやめとけと言われる理由
・Webデザイナーになるメリット
・Webデザイナーに向いていない人
・Webデザイナーを目指すステップ
Webデザイナーはやめとけと言われる3つの理由
「Webデザイナーはやめておけ」と言われている理由はいくつかありますが、主に言われている3つの理由をご紹介します。
やめとけと言われる理由
・単価・給料が安くなりがち
・残業が多いイメージがある
・誰でもWebサイトが作れる時代になってきた
それぞれ詳しく解説していきます。
単価・給料が安くなりがち
Webデザイナーに関するネガティブな意見の一つに、「単価・給料が安くなりがち」があります。
これに関しては、ある程度的を得ています。

全職業合計とWebデザイナーを比べると、Webデザイナーの年収が平均より低いことがわかります。
副業としてWebデザイナーになっても、実績が十分にできるまでは破格の値段で案件を受けることが多いです。
ただ、Webデザイナーはフリーランスや副業で活動しやすい事を考えると実際にはデータ以上の収入がある可能性は高いです。
残業が多いイメージがある
Webデザイナーだけでなく、IT系は全体的に残業が多いイメージがありますよね。

全職種の平均残業時間は大体20時間程度ということを考えると、それほど残業時間が多いという訳ではなさそうです。

案件の納期や時期によって忙しさや残業時間が左右される職種ではあります!
誰でも簡単にWebサイトが作れる時代になった
ITの発展は著しく、最近では専門的な知識がほとんどなくてもWebサイトを作れる時代になりました。
Webデザインのスキルがなくても、既に用意されたテンプレートを組み合わせるだけで、ある程度整ったデザインを作ることもできます。
また、インスタやTwitterなどのSNSの普及により、Webサイトを持たなくても集客できる時代にもなってきました。

これらを考えると、WebサイトのデザインだけできるWebデザイナーにとっては逆風だと捉えられますね。
Webデザイナーとして働くメリット
確かに「Webデザイナーはやめとけ」と言われる理由はいくつかありましたが、個人的にはそれ以上にWebデザイナーとして働くメリットがあると思います。
Webデザイナーのメリット
・在宅で働ける
・手に職がつけられる
・フリーランスも可能
それぞれ解説していきます。
在宅で働ける
ご存知の方も多いと思いますが、Webデザイナーは在宅やリモートで働けることが多いです。

僕がインターンとして働いていた会社でも、リモート出勤が可能でした!
「育児が大変」
「家を離れられない!」
「満員電車大っ嫌い!!」
というような人でも、在宅で働ける職業はありがたいですよね。
手に職がつけられる
Webデザインは専門職なので、「手に職をつけられる」ことが大きなメリットです。
近年は副業ブームと言われ、多くの企業で副業が解禁されています。
Webデザイナーは多くの企業で必要とされる為、副業としても収益を上げることができます。
収益の軸をいくつか持っておくことは大きなメリット!

職場の人間関係が悪かったり、給料面で不満がある際も、転職という選択肢があるのは精神的にもありがたいですよね。
フリーランスになりやすい
Webデザイナーは他の職種と比べてフリーランスで大きく稼いでいる人が多いです。
外注先としてWebデザイナーを求人している制作会社は思ったより多いです。
特に、人間力や営業力に自信がある人はフリーランスもありかと思います。
ある程度の実績がつき、制作会社から信頼が得られると新しく営業をしなくてもつながりで案件をもらえたりします。
Webデザイナーに向いていない人
Webデザイナーになるメリットをいくつか解説しましたが、経験上「Webデザイナーに向いていない人」もいます。
もしこの条件に当てはまってしまう人は、Webデザイナーになっても自分が苦しむ可能性があるので、注意が必要です。
逆に、この条件に当てはまらなければWebデザイナーとしての素質はあるかと思います。
*個人的な見解なので、参考程度にご覧ください!
Webデザイナーに向いてない人
・地道な作業が嫌い
・新しい事を学び続ける姿勢がない人
・忍耐力がない人
・人の気持ちが理解できない人
地道な作業が嫌い
Webデザイナーは華々しい職業と思われがちですが、結構地道な作業が多いです。
- クライアントとイメージをすり合わせる
- 参考デザイン探し
- イメージと合致するデザイン作成
- 修正、確認の繰り返し
などなど、Webデザインは感覚で自分の好きなように作るのではなく、コツコツ論理的に組み立てていく必要があります。

「勢いでどんどん進めていくぜ!!」みたいな人は嫌になってしまうかもしれません
新ことを学び続ける姿勢がない人
IT関係は技術や情報の移り変わりがめちゃくちゃ早いです。
もちろん、Webデザインも例外ではありません。
自分のデザインスキルを上げるために日々デザイン力を磨くのはもちろん、
デザインツールの新機能やトレンドデザインを常にキャッチアップし学んでいく必要があります。

Webデザインが好きじゃないと続けるのは厳しそう、、、
忍耐力がない人
経験上、忍耐力がない人はWebデザイナーとしてやっていくことはかなりきついかなと思います。
「ここのデザインめちゃくちゃ上手くいった!!これは絶対喜んでもらえる!」
と思って提出したデザインが否定されるなんてことはざらにあります。

毎度、涙目になりながら修正していました。
Webデザインは自分主体ではなく、クライアント主体ということを肝に銘じておく必要があります。
Webデザイナーは「絶対こっちの方が良い!」という気持ちをグッと我慢して新たな選択肢を出せるような忍耐力が必要です。
*根拠を持って作ったデザインの場合は、しっかり説明して相手に理解してもらう必要もあります!
人の気持ちが理解できない人
くり返しになりますが、Webデザインは自分主体ではなくクライアント、さらに*エンドユーザーの気持ちを理解する力が必要です。
*エンドユーザー:実際にそのデザインを見て行動を起こす消費者
厳しいことを言うようですが、自分の好きなように、自分がかっこいいと思うデザインしか作れない人はWebデザイナーには向いていないと思います。
Webデザイナーとして収益を上げるポイント
ここまで読み進めて、「僕、私はやっぱりWebデザイナーになってみた!」と思ったあなたに向けて、Webデザイナーとして大きく稼いでいくためのポイントをご紹介します。
WebデザイナーはWebデザインのスキルだけでなく、その他の要素を掛け合わせると大きく稼げる可能性が高くなります。
「これからWebデザインを勉強するぞ!」
「ある程度Webデザインを学んだけど、どうしたら単価が上がるの?」
なんて方は以下のことを意識してみてください。

まずはWebデザインのスキルを身につけることが最優先です!!
単価を上げるポイント
・Webマーケティングのスキルも身につける
・コーディング、プログラミングスキルも身につける
・周りの人との繋がりを大切にする
Webマーケティングスキルを身につける
Webデザインのスキルがつき、少しずつ実績ができたらWebマーケティングスキルを身につけることをおすすめします。
Webマーケティングとは簡単に言うと、インターネットで集客、販売をするスキル全般を指します。
具体的には、
- SNS運用
- SEO
- 広告運用
- ライティング
などがおすすめです。
WebマーケティングはWebデザインとも密接に関わっているため、相乗効果が望めます。
Webデザイン、Webマーケティングができる人材は、市場価値がかなり高いです。

Webマーケスキルは今の時代、最も必要なスキルかもしれません
コーディング、プログラミングスキルも身につける
Webデザイン、コーディングどちらもできる人材は重宝されます。
と言うのも、基本的にデザイナーからエンジニアにデザインデータを共有されますが、一人で一括して担当できるとコミュニケーションコストも削減できるからです。
Webサイトを作成する案件でも、Webデザイン+コーディングを一括で請け負えばかなりの単価アップが可能です。
「プログラミングは難しそうなんだよな〜」と思っている人は、試しに無料体験だけしてみるのがおすすめです。
「意外と楽しいかも!」と思えたりします。
>>>【Amazonカードももらえちゃう】テックアカデミーの無料体験は受講するべし!
人との繋がりを大切にする
Webデザイナーは、特にフリーランスの場合、周りの人との繋がりがとても大切です。
周りの人と、良い関係性を築けていると、営業をしなくても人の繋がりで案件を紹介してくれることも多いです。

Twitterでのつながりも意外と大切!
Twitterからお仕事に繋がることもたびたびあります!
Webデザイナーを目指すステップ
Webデザイナーを未経験から目指すためのステップは、
- Webデザインの学習
- 実績を積む
- 就職orフリーランス
の順で進めていきましょう。

いきなり就職やフリーランスになるのはリスクが大きのでおすすめしません!
実績を積みつつ、自分に適性があると思ったら就職やフリーランスになりましょう。
Webデザインの学習ロードアップはこちら
>>>Webデザイン学習ロードマップ
また、WebデザイナーはWordPressでサイト作成できるようになるとめちゃくちゃ単価が上がります。
>>>WordPress学習ロードマップ
「Webデザイナーはなくなる」と言う意見について
最後に、「Webデザイナー やめとけ」と同じようによく言われる「Webデザイナー なくなる」について少し意見を書きます。
確かに、近年のAIの発達でWebデザイナーの将来性が危ぶまれているかもしれません。
しかし、僕の個人的な意見としては
人に刺さるデザインは人にしか作れない
と思っています。
皆さんはどう思いますか??
まとめ 「Webデザイナー やめとけ」は人による!!
いかがでしたか?
少し長くなってしまいましたが、「Webデザイナーはやめておけ」と言う意見に対して様々な方向から見てきました。
とてもありきたりな結論となってしまいますが、「人による」と言うことですね、、!!
それでは!!