こんにちは、web制作者のよしです!
「プログラミングを学習したいけど、web制作やらweb開発やら何がなんだかわからない、、!」
「違いは理解したけど、自分がどっちを学習するべきかわからない!!」
この記事ではこんな悩みを持っている人に向けて、web開発とweb制作の違いを徹底解説します!
web制作とweb開発は同じと思われがちですが、実際はかなり違います。
本記事の信憑性
・web制作独学6ヶ月で月収20万越え
・web制作会社2社と業務連携
・文系大学からエンジニア就職成功
間違って学習を始めると、「想像していた働き方と違う!」ということにもなりかねないので、しっかり違いを理解した上で学習をはじめましょう!
Web制作とWeb開発の違い【結論】

いきなり結論からです。
web制作とはLP(ランディングページ)やHP(ホームページ)作成
web開発はアプリ開発、システム開発
と言う考え方で問題ありません。
Web制作とWebデザインは同じ職種として扱われる事が多いですが、コーディングスキルのみの場合「コーダー」と呼ばれる事もあります。
それでは、それぞれの詳細を解説していきます。
Web制作とWeb開発の年収の違い
基本的に、Web制作よりWeb開発の方が高年収を狙えると言われています。
Web制作の年収
正直、「Web制作」の定義が難しく、年収はスキルによりかなり変わってきます。
コーダー平均年収:321万円
デザイナー平均年収:342万円
出典:転職会議(21/10/23現在)
他の業種と比べて平均年収は低いとされています。
しかし、給与幅が広い為、身につけているスキルや勤務状況によっては高収入を狙える職種です。
また、デザイン、コーディングどちらもできる人材であったり、営業が得意でフリーランスとして活動している場合、さらに高収入を目指すことも可能です。
Web開発の年収
Web開発は比較的年収が高い職種とされています。
システム開発(オープン・WEB系)平均年収:479万円
Web開発は専門性、参入コストが高いため一度身につけると高収入で働くことが期待できます!
出典:転職会議(21/10/23現在)
Web制作とWeb開発の必要なスキルの違い
Web制作に必要なスキル
Web制作で稼げるレベルになるには、割と幅広い知識、スキルが必要になります。
請け負う業務によりますが、私が実際に稼げるようになったレベル感は以下です。
コーディング案件のみ、デザイン案件のみであれば全て学ぶ必要はありません!
コーディングスキル
・HTML,CSS
・Javascrip(jQuery)
・WordPress
デザインツール
・Photoshop
・Illustrator
・XD
その他スキル
・サーバー・ドメイン系の知識
・Webマーケティングの知識
・営業スキル
上記のように、稼いでいく為にはwebサイトを実装するだけでなく、デザイン、集客スキルや営業スキルもある程度必要です。
簡単なコーディング案件はもHTML,CSS,javascript(jQuery)だけでこなすことは出来ます。
しかし、多くの案件ではWordPressのスキルやデザインツールを使用する事が多く、しっかり稼いでいく為には多くのスキルが必要です。
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"独学でOK" WordPress案件を取れる学習ロードマップ
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さらに高単価で案件を取るには、webマーケティングによる集客スキルなども必要になってきます。
Web開発に必要なスキル
Web開発に必要なスキルは、Web制作に比べて深く、専門的な知識が必要になります。
Web開発には開発したい分野によって学習するべき言語が変わってきます。人気な分野と有名どころの言語を以下にまとめますので、参考にしてみてください。
webアプリ系
・PHP
・Ruby
・Go
・Java
・Javascript など
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【テックアカデミー】PHP/Laravelコースで身に付くスキル、評価は?
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スマホアプリ系
・Swift
・Kotlin
・Java など
AI・機械学習系
・Python
・R など
Web制作とWeb開発のキャリアプランの違い
Web制作のキャリアプラン
Web制作のキャリアプランとしては、
・単価を上げ、継続的に制作していく
・組織を組み、ディレクションに回る
・Webマーケターとして成長する
などが挙げられます。
初めは案件獲得のため営業が大変ですが、しっかりと実績を作り信頼されるようになると営業せずに案件をもらえるようになっていきます。
制作に慣れ、自分の手だけでは案件をこなせなくなってきたらチームを組んでディレクション側にまわるのがキャリアプランとしては多いです。
また、Web制作はサイト作成だけでなくSNS運用やSEOなどのWebマーケティングに関わる事も多いためWebマーケターとして成長していくことも可能です。
Web開発のキャリアプラン
Web開発のキャリアプランは、
・技術者としてスペシャリストになる
・チームをまとめるマネージャー職につく
・自分のサービスを開発する
・より良い環境に転職する
などの選択肢があります。
多くはエンジニアとして技術を極めるタイプとマネージャー職につきディレクションを取っていくタイプに分かれます。
また、専門言語を極めていれば、転職も視野に入れることができます。
Web制作とWeb開発の学習方法の違い
web制作の学習方法
web制作はweb開発に比べて学習コストは低いです。
短い人だと数ヶ月程度で初案件を獲得する人もいます。
ただ、単価を上げる為には上記で解説したWordPressやwebマーケティングも学習する必要があるので、継続的に学習する必要はあります。
また、web制作ではスクールは必須ではありません。
僕もweb制作は独学で学習し、ある程度稼げるようになったので間違いありません。
しかし、独学で学習し「自分の技術は正しいのか?」と常に不安に感じる人はプロに教えてもらうメリットは大きいです。
体型的に学習かつ、最短距離で成果を出したい人はスクールを検討してみても良いかもしれません。
無料体験、相談有りのスクール
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Web開発の学習方法
web制作と比べて、web開発の学習コストは高いと言えます。
web制作は数ヶ月である程度で身に付くのに対して、web開発は1~2年程は必要です。
ただ、web制作と異なり学習コストが高い分、しっかりとスキルを身につければ市場価値がかなり高まります。
web開発のスクールはぶっちゃけほぼ必須です。
僕もWeb制作は独学で問題なかったのですが、Web開発を独学するのは厳しくスクールに通うことにしました。
こちらが私が通ったスクールについての記事です>>>テックアカデミーPHP/Laravelコースの感想
独学がきつい理由
・そもそもの難易度が高い
・Web制作と比べてネットの情報が少ないため、質問できる環境が必須
web制作とweb開発に向いている人

web制作に向いている人
web制作を学ぶのに向いている人は以下の通りです。
web制作に向いている人
・営業が得意
・webマーケティングも学びたい
・早くお金を稼ぎたい
・副業メインで考えている
「自由に旅しながら働きたい!ノマド最高!を目標としている人」「なるべく早く稼ぎ始めたい人」「副業メインで考えている人」はWeb制作がおすすめです。
また、web制作で大きく稼ぐには「営業力」が必須なので、営業力に自信が無い場合はかなり努力が必要になります。
web開発に向いている人
web制作に向いている人
・コーディングが大好き
・自分でサービスを作ってみたい
・数年後に安定した収入を得たい
とにかくコーディングが好きな人や将来自分でサービスを作りたい人はweb開発が向いています。
web開発者は業務時間のほとんどをコーディングに使うことができる為、技術を追求したい人にはうってつけの環境です。
今すぐにでなくても、数年後に安定した収入を得たい人もweb開発がおすすめです。
メジャーな言語で3年程度実務経験を積めば、かなり市場価値の高い人材になることが出来ます。
web制作とweb開発は結構違う!
いかがでしたか?web制作とweb開発の違い、わかりましたでしょうか。
最後に一つ言っておきたいのは、営業が大の苦手だった場合、web制作はあまりおすすめできません。
ただ、最終的にどちらを目指すかはあなた次第です!自分の選択を後悔しないように全速力で進みましょう!