こんにちは、Webデザイナー兼NFTクリエイターのよしです。
なんと、今もっとも使われているNFTマーケットプレイスOpenSeaで突然、NFTアートの出品制限がかかるようになってしまいました。
正直、僕もやっとNFTコレクションに人気がついてきたところだったので、信じられません。。
追記***なんと次の日には取り消しになりました!わーい*******
ただ、今後の動向に注意が必要ですね、、
念の為、この記事は残しておいてます!
まだ詳細はわからないものの、現状でわかる情報をまとめておきます。
参考になると幸いです。
OpenSeaの出品制限の現状は?50作品までしか出品できないの?
まずはこちらのツイートをご覧ください。「偽物では?」と言う意見も多いですが、おそらくOpesnSea公式のアカウントです。
実際にTwitter上で、既に50作品以上出品されているNFTクリエイターが「エラーが出て出品できない」との声が多数見られます。
現状、本当にOpenSeaは制限をかけていると言えます。
To address feedback we've received about our creator tools, we updated our collection storefront contract limits to only support the creation of up to 5 collections and 50 items per collection.
— OpenSea Support (@opensea_support) January 27, 2022
翻訳すると、
クリエイターツールについて受け取ったフィードバックに対応するために、コレクションストアフロントの契約制限を更新して、コレクションごとに最大5つのコレクションと50のアイテムの作成のみをサポートするようにしました。
とのことです。
つまり、OpenSeaでNFTアートを作る際、5コレクション×50作品、合計250作品が上限とされてしまったと言うことです。
既にロードマップを組み、作品の制作している人や、多くの作品でコレクション化している人にとっては、正直NFTアーティストとしての死活問題でしょう。
OpenSeaのtweetには、国境問わずさまざまな人の批判の声が書かれています。
もしかすると、もしかすると制限緩和などがあるかもしれませんが、そこはまだ不明です。
OpenSeaはなぜ出品制限を決めたのか
こちらもまだ正式に発表されているわけではありませんが、Twitter上での声や私の考察を踏まえてOpenSeaが50作品を上限に決めた理由についてまとめていきます。
考えられる理由1 NFTアーティストが多くなり、OpenSeaのキャパが圧迫され始めた
ここ一年、NFTと言う言葉が一気に浸透し、さまざまなNFTアーティストが誕生しました。
最近では、イラストや写真だけでなく、音楽やアバターなどの情報量の多いNFTアートも増えてきました。
これらが理由で、OpenSea側のキャパが圧迫され始め、出品制限を決めた可能性はあります。
理由2 NFTアートの数を絞り、価値を高める為
50を超えるコレクションで毎回手数料を少しずつ取るより、高額の商品の手数料を一回で取ったほうが当然、OpenSea側としてはメリットが大きいです。
出品制限をかけることで、一つ一つの作品の値段を上げさせるという思惑があるのかもしれません。
追記 OpenSeaの弁明
結局次の日には、出品制限は取り止められました。
OpenSeaは以下のようなツイートをアップしています。
To all the creators in our community impacted by the 50 item limit we added to our free minting tool, we hear you and we're sorry.
— OpenSea (@opensea) January 27, 2022
We have reversed the decision.
But we also want to offer an explanation ↯ pic.twitter.com/Y3igaE1RM2
出品制限の対策はある?
こちらの情報も、今後変わっていく可能性がありますが、現状をお伝えします。
現在言われている対策方法は以下です。
対策方法
- ?他のコレクションから移動させる
- OpenSea以外のマーケットプレイスに行く
- 独自コントラクトでコレクション運営する など
まだ僕のコレクションが50以上ではないので、実際に試せたわけではないのですが、
「2つ目のコレクションに作っておいたNFTアートを、上限を迎えたコレクションに移動させることはできる」
ようです。
つまり、理論上5×50作品を一つのコレクションに集めることができれば、250個の作品を一つのコレクションにまとめることができます。(実際にできる保証はありませんが、、)
そして、最終的には「OpenSea以外のNFTマーケットプレイスへ移動する」ことになってしまうかもしれません。
ただ、現状OpenSeaほど大規模なマーケットプレイスは存在しない為、どのような動きになっていくのかは不明です。
情報が新しくなり次第、更新していきます。
それでは。