
Web制作の学習を始めてみたけど、初案件を獲得できるイメージが全くつかない!
その気持ち、とても分かります!
必要なスキル感や初案件の獲得方法ってイメージつきませんよね!

Web制作で案件を獲得するには、クラウドソーシング、制作会社、エンド営業、SNS営業と、様々な方法がありますよね。
そこで、今回は実績がない初学者におすすめな、クラウドソーシングで初案件を獲得する手順を解説していこうと思います。
実績がゼロの状態でいきなりエンド営業や制作会社に挑戦するのはハードルが高く、トラブルの元にもなる可能性があるので、まずはクラウドソーシングでしっかり経験を積みましょう!
初めに言っておきますが、web制作は初案件を獲得するまでが一番大変です。
しかし、この記事を参考に継続していけば再現性はかなり高いと思うので、ぜひ諦めずに継続してみてください!
僕の実体験を踏まえたweb制作で初案件を獲得した流れも参考になると思うので、チェックしてみてください!
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それではいきましょう!
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【web制作案件獲得に向けて】模写コーディングが終わったら、自作サイトを作ろう!
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Web制作初案件をクラウドソーシングで獲得する方法【準備編】
web制作の最低限の知識をつける
必須スキル
・HTML CSS jQuery(頻出のものだけ扱えれば良い)
・Photoshop、Illustrator、XDの基礎知識
これらは、web制作で案件を獲得するにあたって必須のスキルです。さらに詳しく必要なスキルについて知りたい方は、、
>>>Web制作案件に必要なスキルセット
最近はノーコードも流行っており、コーディングの難しい知識がなくてもサイト作成が可能です。
しかし、仕事の幅を広げ、単価を上げるためには必ず必要になってくるスキルなので、しっかりと基礎を押さえましょう。

Webデザイナーになりたい訳じゃないのに、デザインツールの学習も必要なの?
画像の書き出しやフォントサイズなどを確認できるレベルの知識は必要です!

Webデザイナー志望ではない人もPhotoshopやIllustrator,XDの基礎知識は必要です。
クラウドソーシングでコーダーとして案件を受ける際に、多くの場合これらのツールで作成されたデザインからコーディングしていきます。
画像を書き出したり、フォントサイズや余白を調べる業務は基本的にはコーダーが行います。
必要な知識はそれほど多くはなく、数日で習得できてしまうので、ぱぱっと終わらせてしまいましょう!
Web制作の付加価値をつける
追加スキル
・Wordpress
・webデザインスキル
基礎スキルを身につけたら、クラウドソーシングで対応できる案件はあると思います。
しかし、仕事の幅はかなり限られますし、できる人も多いため一つの案件に応募が殺到します。
仮に案件を獲得できたとしても、低単価で時給換算すると悲しいことになります。
そこでさらに身につけておくと良いスキルがいくつかあります。
まず、WordPressの構築スキルです。
WordPressは現在多くのホームページで使用されており、案件数も豊富にあります。
比較的単価の高い案件が多いので、将来的にweb制作で食べていきたい人は必ず身につけるべきスキルです。
>>>WordPress学習ロードマップ
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"独学でOK" WordPress案件を取れる学習ロードマップ
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さらに習得しておきたいのはwebデザインのスキルです。
ここは必須ではないので、もしコーディングのみで案件を獲得できる自信がある人は飛ばしてしまってOKです。
ただ、多くのweb制作初学者のなかでwebデザインをできる人は多くない為、クラウドソーシングでの提案時に他の提案者と差別化することが出来ます。
個人的には今後ノーコードツールがさらに普及していく中で、ただコーディングが出来るだけではなくwebデザインも出来る人材は今後も必要とされるのは間違いありません。
>>>Webデザイン学習ロードマップ
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Webデザイナーになる為のロードマップ【独学可】
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ポートフォリオ、仮想サイト作成
次に行うべき事ポートフォリオの作成です。これまで話したスキルが身についていれば、クラウドソーシングの案件獲得はかなり現実的です。
あとは、自分の持っているスキルを相手に伝えるための実績作りがメインになってきます。
しかし、ここで注意してください。
ポートフォリオは作り込みすぎないでください!

実績としてポートフォリオを作り込んだ方がいいに決まってない?
この意見も一理あります。しかし、僕はおすすめできません。
なぜかと言うと、実際にポートフォリオサイトを作成する案件はないからです。
クラウドソーシングで募集している案件は、サービスのLPだったり、企業のHPなどのサイト制作案件ですよね?
何が言いたいかと言うと、
ポートフォリオを作り込むより、自分のターゲットにしたい業界の仮想サイトを作りこんだ方がいいという事です。
このほうがポートフォリオに力を入れるよりも、断然クライアントの心に響きます。
チェック
・ポートフォリオより、仮想サイトに力を入れよ!
Web制作初案件をクラウドソーシングで獲得する方法【営業編】
さて、web制作の必須スキルをつけ、ポートフォリオも完成したらいよいよクラウドソーシングで営業です。
各種サービスの登録
クラウドソーシングといっても、有名どころでいくつかあります。初めは全て登録して損はないので、これらの三つのサービスは登録してしまいましょう!
ちなみに、ここならはクラウドワークス、ランサーズと異なり、スキルを出品して「待ち」の営業が出来ます。
うまく活用すれば将来的に営業をせずに案件を獲得できるようになるので、着実に育てておきたい所です。
Web制作以外の簡単な実績を積む

各種クラウドソーシングの登録が終わったら、早速営業していこうとしているそこの君!ちょっと待ってください。
まずはweb制作案件でなくてもいいので、数時間でおわる作業の案件を1,2個程度こなすことをおすすめします。
Web制作関係の案件はご存知の通り提案者がめちゃくちゃ多いですよね?
発注する立場に立った時に、そのサービスの実績が0の人にお願いしようと思いますか?不安ですよね。
まずは、クライアントに「この人は最後まで仕事をやってくれるはずだ」と信頼してもらう必要があります。
web制作関係であろうがなかろうが、実績が0か1かは発注者側からすると大きな安心材料になります。
効率よく返信を貰えるよう、それぞれのサービスで何でもいいから実績を作っておきましょう。
クラウドワークスやランサーズの「コンペ式」の案件はこなしても実績に表示されないため、「プロジェクト式」の案件をこなしましょう!
チェック!
・各種サービスで実績を作ろう
クラウドソーシングでWeb制作案件に提案する
ここまできたら、登録したクラウドソーシングサービスで営業しましょう。
ネットで調べると提案文のテンプレなどが出てくるので、うまく活用しましょう。
しかし、テンプレートのコピペをそのまま使用するのは控えた方がいいです。
発注者は確実に分かります。
クライアントの情報を読み取り、人間味のある文章を作成すると返信率はかなり高まります。
人間味を感じさせるポイント
・クライアントの要望を言葉を変えて確認する
・クライアントのサービス内容について少し触れる
・「直接会えない為、不安が多いかと思いますが、、」のように相手の立場に立つ
などが簡単に行える対策かと思います!
また、これは経験談なのですが、案件が募集されてから提案が早い方が返信率は高くなります。
1人目に応募できればかなりの確率で返信がきますし、急ぎの案件の場合は数人の提案者で確定することも多々あります。
出来るだけ頻繁にチェックし、すぐに提案文を送れるように準備しておきましょう!
web制作で初案件までにしがちなムダ行動
以下では、web制作で初案件までにした「ムダ」だったと思う行動をお伝えしようと思います。
絶対ムダになるとは言い切れませんが、効率よく初案件を獲得する手助けにはなるかと思います。
初案件への不安から提案を少ししかしていない
一つ目は、昔の自分に声を大にして言いたいことです。断言しますが、この行動は完全にムダでしかありません。
初案件に向けては、「学習するなら学習する、営業するなら営業する」と分けましょう。

初案件に向けての営業は不安ですよね、わかります。僕もそうでした。
ただ、初案件を獲得する為の営業は大量にしなくてはいけません。
一通りの学習を終えたなら不安でも一気に営業しましょう。
そもそも営業なんてほとんど通らないし、クラウドソーシングの提案でもとんでもない提案数があります。
「試しに少しだけ営業してみよう」というモチベーションで2,3件営業してみても、かなり運が良くない限り、契約にはつながりにくいです。
僕はこれで、「自分のスキルがまだ足りないんだ」と言う考えに至りまた基礎学習に戻る負のループを繰り返していました。
実際初案件を取ってみると、スキル的にはほとんど問題はなく、わからないことがあったとしても、調べたらすぐに解決出来ることばかりです。
正直、この時間は自分にとってめちゃくちゃムダだったなと今でも感じているので、ぜひ参考にして頂きたいです。

「それでも不安なものは不安だ!」
そんな方はMENTAやコミュニティーなどで案件で困った際に質問出来る環境を整えることをおすすめします。
ここまでしたら、営業に全振りしない理由がありませんよね?
ポートフォリオにこだわる
僕もWeb制作勉強したての時、「カッケーポートフォリオ作ってやる!」と意気込んで、時間をさいてポートフォリオを作っていました。
しかし、これもあまりおすすめ出来ません。
そもそもポートフォリオとは自分の実績や人柄を相手に伝えるためのものです。
場合によってはポートフォリオ自体がすごいからこの人に頼もう!と言ってくれる方はいるかもしれません。
しかし、実際の案件で作るサイトって、ポートフォリオサイトではないですよね?
自分のポートフォリオを作り込むのではなくて、飲食店や製造業など、自分がターゲットとする業界の仮想サイトの作成に力を入れたほうが相手に刺さると思いませんか?
ポートフォリオはノーコードなどを駆使し、あまりこだわりすぎる必要はないかもしれません。
jQueryの高度な知識、ライブラリなどの学習
Web制作を学習する時、ほとんどの人がjQueryも基礎学習で簡単に学習するかと思います。
これは僕の主観ですが、クラウドソーシングでの案件ではjQueryを使わない案件も多い印象です。
使うとしても、ヘッダーのスクロールナビゲーションだったり、要素のフェードイン、フェードアウトくらいで済むことが多いです。
これくらいの機能ならProgateなどの基礎学習で学んだことで実装できますし、ネットで調べれば簡単に出てくるので全て覚える必要もありません。(どうしてこう動くのかなどは理解しておく必要はありすが)ちなみに、このサイトでは実案件でもよく使うjQueryのコードがまとめられているので、ブクマ必須です!
僕は初案件前にスライダーやパララックスなどの機能を付ける為にライブラリの学習もしていました。

初案件前にやる事じゃないですよね、、笑 完全にムダだったと思います。
Web制作には関係ないPHPガチ勉強
Web制作をしていると、どの言語をどのくらい学習するべきなのか、色々な情報があり分からなくなってしますよね。
僕はWordPressの学習を始める前、PHPも学習する必要があると思っていました。

なんなら簡単な掲示板のようなアプリも作れるようになりました。笑
Web系エンジニアに興味がある人はPHPをしっかり学習してみるのもおすすめです。
>>>テックアカデミーのPHP/Laravelコースで学んでみた
その後、「よし、WordPressやろう!」と思って始めたら驚愕しました。
「PHPの知識ほとんどいらないじゃん、、」
WordPressを扱うのにPHPを全く知らなくてもいいとは言いませんが、それこそループやif構文など超基礎をサラッと確認するだけで十分です。
分からないところがあったらその都度確認するだけで全然対応出来ます。
ちなみに、WordPressの学習方法はこちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
初案件も取れていないのにマーケ、SNSをガチる
web制作していると、制作スキル以外にwebマーケやSNSのスキルに目が向きがちですよね。
効率の良い人は同時に学んでいく事もできると思いますが、あまりおすすめ出来ません。
初案件も取っていなく、実績がゼロの状態ではSNSの発信にも説得力はありません。
まずは初案件、その後の案件に集中し、それらの実績を用いながらSNSの発信やマーケティングを実践していく方が効率いいですよね!
【まとめ】Web制作は初案件までが一番きつい!
いかがでしたか?クラウドソーシングで案件を獲得するイメージを掴めましたか?
クラウドソーシングでの営業は競合が多く、実績0から案件を獲得するのは簡単なことではありません。
しかし、初めにも言ったように初案件までが一番辛い期間ですので、何とか乗り切っていきましょう。
相談等ありましたらコメントお気軽にお待ちしております。
それでは!