こんにちは、よしです。
web制作の学習を進めていく中で、実際に必要なスキルセットをしっかりと理解している人は多くありません。
そこで今回は、私が実際にweb制作案件を通して感じた最低限必要なスキルセット、あればなお良いスキルセットを解説していきます!
必要なスキルを知っているのと知らないとでは、成長速度がかなり違ってくるのでぜひチェックしてみてください!

個人的な意見が含まれていますので、参考程度に活用していただけると幸いです!
初めに知っておいて欲しいのは、web制作初心者が初案件を取るのは思っているより難しいです。
Twitterなどでは「2ヶ月で〇〇万円達成!」や「web制作は1ヶ月あれば習得できる」などの発信がされていますが、完全無視でOKです。
ほとんどが承認欲求を満たす為やポジショントークなので、気にしてやる気を無くす必要はありません。
ちなみに、Web制作の初案件獲得にはクラウドソーシングを使うことをおすすめします。
自分のスキルに合わせて仕事が選べるので、初学者にはもってこいです。
>>>Web制作で初案件を獲得する方法【クラウドソーシング編】
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【Udemy】web制作が学べるおすすめ講座
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web制作案件に必要なスキルセット
まずは私の経験から、web制作案件を獲得、納品するのに最低限必要なスキルセットを解説していきます。
最低限必要なスキルセット
・HTML、CSSのスキル(レスポンシブ込み)
・頻出のjQuery機能実装ができる
・デザインカンプ(Photoshop、Illustrator、XD)から実装できる
・パーフェクトピクセルができる
・サーバー、ドメインの最低限の知識がある
以下で詳しく解説していきます。
HTML、CSSのスキル(レスポンシブ込み)

こちらは言うまでもないですが、HTML,CSSは問題なく記述できるようにしましょう!
今どきPC版だけのコーディングはほとんどないので、もちろんレスポンシブコーディングも出来るようにしましょう。
Progateなどでの基礎学習の後、模写コーディングや配布されている練習カンプを3~5個ほどこなせば問題ないかと思います。
>>【web制作】模写コーディングのやり方、手順を解説!
>>【簡単→難しい】模写コーディングおすすめサイト4選
また、できれば初めからCSS設計を意識して学習しておくと後々めんどくさくありません。

私は途中でCSS設計を学び直した為、かなり苦労しました。。
頻出のjQuery機能実装スキル
jQuery,Javascriptあたりはweb制作界隈で議論になりがちですが、個人的にはJavascriptは本格的に学習する必要はないのかなと思います。

余裕があるひとはProgateのJavascript編はやっておいても損はありません!
個人で受けるレベルのweb制作案件ではそこまで高度なアニメーションの実装はないので、jQueryで対応できる事が多いです。
jQueryも0から書けるに越した事はありませんが、ネットにソースコードがたくさん転がっています。
正直、コードを理解し自由にカスタマイズできれば大抵の案件はこなせます。
ネットにコードがたくさんあるからと言って、「ネットのコピペで対応できるから勉強しなくていいや〜」と思っている人は注意が必要です。
お金を貰っているという意識を忘れてはいけません。
いつか痛い目見るので、しっかりと知識をつけることをおすすめします。
デザインカンプ(Photoshop、Illustrator、XD)からの実装スキル
「僕はコーダー志望なのにデザインツール必要なの?」
私もコーディングを学習している時にずっと思っていました。
ただ、結論から言うと必要です。
クラウドソーシングでコーディング案件を調べてみるとわかるのですが、ほとんどがデザインカンプから実装を依頼されます。
デザインカンプとしてよく使われるのはPhotoshopや近年利用が多くなっているXDです。
Illustratorは多くはありませんが、稀にあるので、使えるに越したことはありません。

デザインツールのせいで案件を受けられないのはもったいないので、Photoshop、XD、Illustratorのスキルは身に付けておきましょう!
もしあなたが学生、または学校の教師だったら、かなりお得にAdobe商品を購入する事ができます。>>
パーフェクトピクセルができるスキル
パーフェクトピクセルとは、デザインカンプから1ピクセルもずれることなくコーディングすることです。
web制作界隈ではよく、コーダーはパーフェクトピクセルするべきなのかという議論がされています。
個人的な意見として、「まあ、できた方がいいよね」くらいです。

正直、クライアントによってパーフェクトピクセルを要求されるか、大目にみてくれるかは異なります。
パーフェクトピクセルをして怒られる事はありえないので、クライアントとのトラブルを避けるためにもパーフェクトピクセルは出来た方が良いです。
サーバー、ドメインを扱うスキル
実際に案件を受けるなら、サーバー、ドメインの最低限の知識も必要です。
私の実体験ですが、クラウドソーシングでコーディングの案件を受けた際、
「テストサーバーにアップして頂くことはできますか?」
と頼まれたことがあります。
コーディング案件でも確認としてテストサーバーにアップする必要がある場合もあるので、最低限の知識は必要です。
あれば尚よいWeb制作のスキルセット
最低限必要なスキルセット
・WordPressの実装スキル
・Sassでの記述
・webデザインのスキル
WordPressの構築スキル
WordPressの構築スキルがなくても、静的サイトのコーディング案件はこなすことができます。
しかし、web制作で稼いでいきたいと思っているなら、WordPressの構築スキルは必須です。

クラウドソーシングなどを見ても、HTML,CSSのみの静的コーディングの案件は少ない!!
初学者が手を出しやすい案件ということもあり、応募が集中するし、HTML,CSSの静的コーディング案件は単価がそこまで高くありません。
web制作でしっかり稼いでいきたい人は、WordPressの構築スキルもつけておくと良いでしょう。
>>>WordPress学習ロードマップはこちら
Sassのスキル
Sassとは、CSSを効率よく記述できる言語です。

変数や入れ子を使うことで、同じ要素を再利用したり、一部の変更で共通パーツをまとめて編集できたりします。
正直、シンプルなコーディング案件はCSSで対応できるものが多いです。
しかし、web制作会社からの案件であったり、効率よくコーディングをしたい人はSaasを学んでおくことをおすすめします。
webデザインスキル
web制作者は、webデザインスキルを身につけることも個人的におすすめです。
webデザインを学ぶと、LPや静的なwebサイトをデザインから任せてもらえるので単価も上がりやすく、差別化することができます。
経験上、HTML,CSS,jQueryを学んだ後、WordPressに特化していく人と、webデザインに特化していく人に分かれることが多いです。
web制作の基礎を学んでいく中で、
- コーディングメインで稼いでいくか
- デザイン分野までスキルを広げるか
目標に合わせて学習してみることをおすすめします。
>>>Webデザイン学習ロードマップはこちら
>>>WordPress学習ロードマップはこちら
目標に合わせて必要なweb制作のスキルセットを習得しよう!
いかがでしたか?
今回の記事では、web制作案件を取るのに必要なスキルセットについて解説しました。
もしあなたがメンターをつけていたら、少し背伸びをした案件もこなすことができますが、完全独学の場合は絶対に出来ると確信してから案件を獲得するようにしましょう。
それでは!